エイジングブースターは当初、肉の熟成に使えるのではないかという期待から、フレンチやイタリアンといった欧米料理の料理人中心に告知をしてきた。それが、肉だけではなく魚の熟成にも応用が効き、それだけではなく昆布だしやポン酢といった調味料の味を深めるためにも使うことができるということが知られつつある。そうなると、我が国伝統の日本料理でエイジングブースターを活用するということができるのではないかという期待が高まるのは当然のことだ。
ただ、伝統と格式を重んじる日本料理の世界でどのように使ってもらうことが出来るのか。その危惧をやすやすと突破してくれたのが、茨城県ひたちなか市の日本料理店「花みやこ」の西野正巳さんだ。
(取材・文・撮影:山本謙治)
第一次産品に付加価値を乗せるためにどうすればいいかということを、料理人目線で考え、「おいしい!」と言ってもらえる製品開発をしてきた。そうした活動を通じて、福島県いわき市で同様の活動をしてきた「HAGI フランス料理店」の萩シェフと出会う。萩シェフから「エイジングブースターっていう面白い機械があるんですよ、西野さんだったら、面白い使い方ができると思いますよ。」と言われたそうだ。
「フレンチの料理人はきっと肉を中心に使うと思ったので、うちは日本料理店ですから、魚のエイジングをやっていこうと思いました。今日はその成果をお見せしたいと思います。」
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〒764-8502 香川県仲多度郡多度津町南鴨200番地1
経営戦略本部 マーケティング開発部
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